Painter IX からショートカットキーがカスタマイズできるようになりました。Painter X で「作業領域」(ワークスペース)が個別に保存、切り替えができるようになってからは、作業領域ごとにキー設定も保存され、切り替わります。
「キー設定」ダイアログは、「編集」メニューの「環境設定」から選択できます。次のような構成になっています。
(A)にツールボタン群があります。左から順に、
- 新規キー設定ファイルの作成
- 保存してあるキー設定ファイルを開く(インポート)
- 現在の設定を外部ファイルに保存(エクスポート)
- 現在の設定を HTML ファイルに書き出し(一方通行のエクスポート、一覧確認・印刷用)
- 現在の設定を削除
となっています。ファイルを保存したり開いたりするダイアログはシステムの共通ダイアログですので、保存場所をよく確認して実行してください。
(B)にプルダウンメニューがあります。最初に (C) のところに見えているのは「アプリケーションメニュー」のカテゴリのコマンド類です。この他にもコマンドがあるので、プルダウンメニューから切り替えて内容を表示してから、確認・設定します。
(C)の部分はコマンドのリストが表示される部分です。左側に「+」記号があるときは、この下に複数のアイテムがあって折りたたみによって隠れていますので、「+」をクリックして開き、個別のアイテムにアクセスします。
ここで個別のアイテムをひとつクリックすると、「ショートカット」部分が入力可能になります。
この状態で実際に使用するキーコンビネーションを押し下げてください。(上の例では、このウィンドウに「Ctrl」とか「P」とかいう文字を入力しようとするのではなく、ここがアクティブになっている状態で実際に「Ctrl+P」と押し下げます。)
入力したキーがすでに他のコマンドに割り当てられている場合は、ダイアログの下部に警告が表示されます。この場合、これまで割り当てられていたコマンドのショートカットキーがなくなってもよければ、単純に「確定」を選択します。続けてこれまで割り当てられていたコマンドには別のキーを割り当てるには、「確定して重複キーに移動」を選択します。
他にも設定変更したいキーがあれば、リストから別のアイテムに移動し、クリックしてショートカットキーを押す、という手順を繰り返します。
最後に「OK」を押して変更を保存します。
(2009/04/28)