文書の表示以前のリビジョンバックリンク文書の先頭へ この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。 ====== ストロークの種類 ====== **General / 一般** ブラシコントロールの項目。「描点の種類」が「描点ベース」のときだけ有効になる。下の選択肢からひとつを選ぶ。 ==== Single / シングル ==== これが基本。スタイラスやマウスで引いたストロークに沿って描画する。「描点ベース」のときのみ、他の選択肢も選べるようになる。 ==== Multi / マルチ ==== {{ :brushes:van_gogh_multi_vs_rake.png?300|マルチストロークとレーキの違い}} 引かれたストロークに沿って、まず **点線** が目印として引かれ、ひとつのストロークが終わったときに計算して、もとのストロークを取り囲むように **複数のストローク** を描画する。線の数はブラシコントロールパレットの「レーキ」セクションの **ブリスル数** で、複数ストロークのばらけ具合は **[[brush_parameters#jitter_ジッター|ジッター]]** で設定する。 例は Painter 5 の「Artists / アーティスト」カテゴリの「Van Gogh / ゴッホタッチ」バリアント。 Painter 5 にはまだキャメルブラシ系のブラシエンジンが搭載されていなかったので、マルチとレーキが「色のばらつき」を線状に表現できる油彩っぽい機能として使われていた。 レーキが平らな帯状に複数のストロークを描画するのに対し、マルチはもっと立体的に複数ストロークを描画。右のイメージは、上が「ゴッホタッチ」によるストローク、下が同じブラシバリアントの「ストロークの種類」を「レーキ」に変更したときのストローク。(クリックでイメージ実寸表示) Painter 11 に最初から付属のブラシライブラリでは、「インパスト」カテゴリの「グルーピー」バリアントと「墨絵」カテゴリの「濃淡墨絵(細)」の 2 種類だけしかこの設定を使っているものはないが、サイズが大きくなると Painter 11 では画面リフレッシュに問題があるようだ。 ==== Rake / レーキ ==== 熊手(Rake)で地面を掻くときのように、複数の線を同時に並行して描画するストローク。「マルチ」の項目のサンプルイメージ参照。 線の本数や間隔などの動作はブラシコントロールパレットの「レーキ」セクションで設定する。設定については **[[rake|レーキ]]** を参照。 ==== Hose / ホース ==== {{ :brushes:image_hose_poppy_circle.png?300|イメージホースの使用例}} これを選択すると強制的にブラシのタイプが **イメージホース** になるが、これは特殊なブラシで、**ノズル** という複数の画像をまとめてセットにしたものと連動し、画像をばらまく(吐き出す)もの。どのように画像をばらまくのか、という動作はブラシコントロールパレットの「イメージホース」セクションで設定する。 右のイメージは、Painter 11 付属の「赤いポピー」というノズルを選択し、「イメージホース」カテゴリの「ライン-サイズ-P」バリアントをベースに、ブラシコントロールの「角度」セクションの「角度」の **表現設定** を「方向」に変更して使用。シェイプで円を描き、ブラシのプロパティバーで **パスをなぞる** オプション(ブラシの周辺に円弧のアイコン)をオンにしてなぞり、円形に散らしたもの。少し小さい円形のシェイプを添えた。(クリックでイメージ実寸表示) brushes/stroke_type.txt 最終更新: 2011/03/30 03:49(外部編集)