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オフセットつき万華鏡パターンを作成

2011/10/04 Comments off

オフセットつき万華鏡パターン
(クリックでパターン表示)

オフセットつきのパターンの作り方がわかった(直前の投稿 参照)。となると次は、ちょっと前にはまってた Painter 12 の万華鏡機能を使ったパターン作成と組み合わせてみたい、となるわけで。

万華鏡モードによる六角形をベースにしたいので、キャンバスの大きさは 200 x 173 (2 : ルート 3)としました。水平方向に 50% ずらして[パターンの取り込み]を行ったあと、保存されたパターンを[パターンの確認]で開き、まず中央に対称面 6 枚で万華鏡モードで描画、その後、空いた部分を中央に移動して対称面を 3 枚に減らして加筆、さらにもうひとつの空きも同じように埋めました。

リンク先のサンプル表示のページで使用している背景画像は、ブラウザでも繰り返しになる大きさで切り出してあります。

パターンタイルそのものは下の画像です。Painter で開いて全選択の上、[パターンの取り込み]を水平方向オフセット 50% で実行すると、継目のないパターンになります。

オフセットつき万華鏡パターン・タイル

ペリドットのペンダント

2011/06/15 Comments off

ペリドットのペンダント

Painter 12 をインストールして以来、ついつい遊んでしまうミラーペイントと万華鏡ペイント。ミラーにするだけで労力は半分。で、どうしても歪んでしまう正面顔が描きやすい。こんなのに依存しちゃってもどうかと思いますが。

線画はこのごろ気に入っている、リアル鉛筆(Painter 11 のハードメディア機能利用の鉛筆)の手法を「重ね塗り」に変更したものを使って、キャンバス上に。その上から Painter 12 で新搭載の リアル水彩 で着彩。その後、ミラーペイントを解除して上に水彩レイヤーを重ね、左右不対称で少し色を追加。

ペリドットの緑色は好きな色です。きれいな天然石としてはわりと安いのもよいですね。

六角形に並べる

2011/05/16 Comments off

六角形に並べたパターン
(クリックでパターン表示)

Painter 12 の万華鏡モードで六角形の文様が楽に描けます。これをきれいに並べればパターンになるはずですが、Painter 内蔵のパターン機能には六角形をぎっしり詰めて繰り返すモードはありません(基本的に長方形を並べるのみ)。

それでも画像サイズを把握して、ペーストしてできたレイヤーの位置調整をきっちりやれば、ちゃんと揃ったパターンが作れます。手作業なので少し面倒ではありますが。以下、150 x 130 ピクセルのキャンバスに描いた万華鏡ペイントでの数値と手順紹介です。

  1. 正三角形の下辺が 2 のとき、高さはルート 3(1.732)。従って、キャンバスの横と縦の割合は 2 対 1.732 にする。たとえば 150 x 130 ピクセル。
  2. 部品になる画像を大きいキャンバスに貼り付ける。合成モードを Gel(フィルタ)に変更。
  3. レイヤーパネルから貼り付けたレイヤーの位置(左上の座標)を確認。
  4. このレイヤーをさらにコピーして貼り付けると、同じ位置に重ねてペーストされるので、これを部品画像ひとつぶん(この場合 130 ピクセル)、上か下にずらす。レイヤー調整ツールを選択し、このレイヤーをクリックしてフォーカスを移したあと、キーボードから Shift + ↑ を 13 回押すと 130 ピクセル上に移動する。
  5. もうひとつペーストして位置移動し、3 つの画像(Gel レイヤー)を縦に整列させ、グループ化する。
  6. このグループをコピーしてペースト、横方向に部品画像の幅の 4 分の 3 ずらす。この場合 112 ピクセル。カーソルキーを使うと、Shift 併用で 10 ピクセルずつ、Shift なしで 1 ピクセルずつ、正確にずらすことができる。(レイヤー属性から数値で指定することも可。)
  7. 次に上下に画像部品の高さの半分(この場合 65)ずらす。
  8. グループをもうひとつペーストし、同じようにずらす。
  9. 全体を選択し、「結合部分をコピー」したあと、「新規画像にペースト」する。(別ファイルにしたくないときは、仮に一度レイヤーを全部固定して次の作業へ。)
  10. 部品となる画像の並びの上に、横幅を横ずらしのピクセル数 x 2(この場合 224)、縦幅をもとのキャンバス高さのピクセル数(この場合 130)となる選択範囲をつくり、選択して「新規画像にペースト」する。これでパターンのもとのできあがり。
  11. パターンコントロールパネルのメニューから Capture Pattern(パターンの取り込み)を実行(下のスライダは 0 で)。これで塗潰しなどに使えるようになります。

きれいに六角形に並べるにはどうするか、というのを具体的に手順確認してみたまでで、万華鏡モードじゃなくても並べてパターンにするのはできます。

テキストをなぞる

2011/01/10 Comments off

ふちどりテキスト

Painter のテキストツール、いまだにちょっと非力と感じられる部分もありますが、IX あたりで安定するまでにいろいろ改善されてきてはいます。でもって、IX で「パスをなぞる」(ブラシの描画がパスの上のみに固定される)機能がついたので、テキスト > パス > これをなぞる、という操作が可能になっています。

今回の作例ではこのあたりと、ダイナミックプラグイン(プラグインレイヤー)の「Bevel / 勾配」を組み合わせてみました。

使ったもの ― テキストツール、Book Antiqua フォント、カスタムブラシ(Soft Jitter)、カスタムブラシ(Sand)、写真から変換した 用紙テクスチャ(小花)、ダイナミックプラグイン(勾配)。

  1. 新規キャンバスを開き、テキストツールを選択、「P」を入力。フォントの種類とフォントサイズを調整する。
  2. 入力したテキストを、レイヤーパレットメニューの「テキストをシェイプに変換」で変換。
  3. テキストから変換されたシェイプはグループ化されている。まず、このグループの表示の不透明度をじゃまにならない程度にまで下げておく。また、このままでは「パスをなぞる」ときの対象にならないので、グループ化をはずしておく。
  4. 「P」のシェイプを複製し、このひとつに対して「シェイプ」メニューから「選択範囲に変換」を実行。
  5. 選択範囲に対して、カスタムブラシ(Sand)で用紙テクスチャ(小花)が出るように薄く着色。さらに新規レイヤーをフィルタモードで重ねて色に変化をつける。
  6. 選択範囲を解除。新規レイヤーを作成、カスタムブラシ(Soft Jitter)で「P」のシェイプを使って、「パスをなぞる」機能をオンにして(ブラシのプロパティバーから)、描画。
  7. この揺れのある線のレイヤーに対してダイナミックプラグイン(レイヤーパレットの下に並んでいるアイコンのうち、「差込プラグ」のアイコン)の「勾配」を起動。「縁取りの領域」を少しつけ、色も合わせる。

鏡像ペイント

2010/02/14 4 comments

鏡像ペイント

Painter のダイナミックレイヤーのひとつ、「万華鏡」を使って描いてみました(クリックで少し大きいサイズを表示)。

「ダイナミックレイヤー」は、Photoshop の「調整レイヤー」のように、その下にある画像のデータを変更することなく、さまざまな効果を加える特殊レイヤーのひとつです。この「万華鏡」は、ダイナミックレイヤーの下の中央上から左へ 45 度の範囲に描かれたものの両側に鏡を置いた形で、ぐるりと複製します。

この結果、中央上左部分に描画したものが 8 回繰り返される(うち、4 回は反転状態)のですが、中央上部分のみに限定すると単純な鏡像を得ることができます。

ダイナミックレイヤーの処理をこの部分のみに限定することができないので、処理が重くなりますが、Painter IX 以降で確認したところ、一辺が 4000 の「万華鏡」を設定できることを確認しました。(さらに上のサイズは未確認。)

「万華鏡」のサイズはキャンバスのサイズを超えることはできませんが、万華鏡レイヤーを設定後にキャンバスサイズを削ることはできるので、単純な鏡像ができる部分のみを残してキャンバスを削ったファイルをテンプレートにしておけば、有効部分について悩むことなく鏡像を描くことができます。お試し用のテンプレートも ダウンロード できます。

このテンプレートは David Gell さんの Mirror Pad に触発されて作成しました。

横須賀美術館

2007/04/28 Comments off

横須賀美術館

新しい美術館です。建物は吹き抜け多用の面白い構造。すぐ裏から広大な観音崎公園になっています。歩き回るのが好きなかたには、美しい海岸線に沿った歩道だけでなく、この観音崎公園の深い樹木に埋もれてあたりをめぐる、戦時中の切り通しがとても面白いと思います。

この画像は、元の写真の明るさなどを調整したあと、Painter X で何種類かの効果を適用したレイヤーを重ねて(不透明度はそれぞれ調整)、いちばん上に ハイパスとディストレスで輪郭抽出 の方法で輪郭線を作成して、合成方法「フィルタ」でかぶせてあります。

レイヤーの種類は、下から、「アンダーペインティング」のスマートブラーをかけたもの、それを複製して「スクリーン」モードにしたもの、もとの画像を「オーバーレイ」モードにしたもの、そして最後に輪郭線レイヤーです。

観音崎ウォーキング に周辺を歩き回って撮った写真を掲載しました。

ディストレスを役立てる

2006/09/25 Comments off

昌平橋ガード下

(画像クリックで拡大)

Painter のイメージ効果(Photoshop でいうフィルタ)のひとつである「ディストレス」は、用紙テクスチャを表現しつつ画像(写真)をモノクロに変換する機能ですが、もとの画像のディテールがかなり失われるので、使いどころで悩む部分がありました。

しかし、じつはこれを「ハイパス」処理と組み合わせると「しっかりした線」による線画に変換するのにかなり使えます、というのが本日の画像。

おなじ元写真に Painter IX.5 からついた(Painter Essentials 3 にもあります)「スマートブラー」をかけたものを作成し、その上に線画処理したレイヤーを重ねて、レイヤーの合成方法を「フィルタ」にしました。それだけ。ちょっと罪悪感を感じるくらいにお手軽です。

くわしい手順は ハイパスとディストレスで輪郭抽出 に書きました。