
まわりが淋しかったので、キャプチャブラシを作って、さらに違うレイヤーにキャプチャブラシの花をばらまいてそれにドロップシャドウをつけて、レイヤーの不透明度を下げて……、とかいろいろ遊んでいたら、もとの花の形がわからなくなっちゃいました。
キャプチャブラシはキャプチャ画像だけを差し替えするのが面倒なので、ノズルにしてサブカラー中心に(元の色ではなくサブカラーを使用し、「Grain / 粗さ」を低くして)描くほうが便利かもしれません。あ、でも、サブカラーにはランダム入れられなかったっけ。

「人間が人のかたちに似せたものを作りたがる」ことの、ひとつの集約点が眼だ。NHK の「日曜美術館」で、舟越桂が彫刻の眼を作るとき、虹彩の模様を鉛筆で入れていたのが意外だったが印象的だった。舟越作品の眼は先端が丸い大理石の棒で、アクリルの層がガラスのような艶を与えている。
* リアルだけど人工的な眼を描いていたはずが、気がつくとなぜかとても不気味な絵に……。

「攻殻機動隊 イノセンス」の関連でなんで「球体関節人形展」なのか、「義体」とはえらく違うじゃないか、と思いつつも、球体関節を取り入れたおかげでガンプラも進化したわけだし、まいっか。
* ブログというのは毎日書くものらしい、と聞いて最初はがんばってみましたが、やっぱりムリでした。

「実験室 どどど / ヒカリ」 で どどど さんが書いている Painter のグロウブラシを使いつつ彩度を下げすぎない方法をさっそく利用。使いかたさえ把握すると、これは思ったより使えるブラシになりますね。ひとりで考えてもちっとも発展しないことが、コメントのやりとりで急速に展開するのが面白いです。

デジタルカメラで撮影した資料から。かなり適当な輪郭線を描いて、これを全選択で「レイヤーに変換」して「フィルタ」モードに変更、その下のキャンバスでいつものカスタマイズずみデジタル水彩ブラシ(ブラシ解説コーナーで配布中)で着彩。
ブラシ使用時は平坦なテクスチャを使用、あとから「着色濃度の調整」を「テクスチャ」を参照元にしてかけてテクスチャ効果。なんのためのテクスチャ、といことになりかねないけど、最後に有効利用してるんだから、ま、いいんじゃないでしょうか。
* Painter 9 以降の旧水彩同様に見えない特殊レイヤーを使う「デジタル水彩」は、乾燥しないと効果をかけることはできないので、注意してください。

虹彩の外側、角膜との間にはスキマがあり、そこがほかより少し膨らんでいるらしい。ネコの眼なんかを見ると、眼球の直径に占める虹彩の大きさが大きくて、光彩の外側の球面は眼球の球面ときれいにつながっているように見えるが、ニンゲンの場合は虹彩部分が突出。横から差す光が虹彩に当たると美しく見えるのは、虹彩の外側のレンズ効果による光の収束のせいもあると思われる。

背景は照明効果をかけたキャンバスを色のばらつきを加えたブラシで自動クローン。輪郭線も塗りも同じ系統の塗潰しブラシ(サイズ違い)で。