
絵はカラーサークルなドレス、のシリーズの続きです(画像クリックで少し大きいサイズを表示)。
Painter Essentials 4 は日本語版も 11 月 9 日に発売となりました。ユーザーインタフェース(画面の要素の配置)が大幅変更になりましたが、フルバージョンが欲しくなるお試し版という位置づけではなく、フルバージョンとは違うユーザー層を想定した、機能限定・ちょっとわかりやすくなったバージョン、と言えると思います。
本体に合計 2 時間ぶんほどの、じゅうぶんな量のビデオ解説がついているので、解説 DVD などを別途購入することを考えれば割安ですね。ビデオ解説の出演は Painter 2 から関わっている John Derry さんです。

(クリックで拡大)
このシリーズの前回は 丸と三角なドレス (2)。
メインのサイトを移転してすでに 1 年。旧サイトに向けて貼っていたリンクがリンク切れになったままでしたが、旧サイトはまとめて移築してあるので、そちらにリンクを変更する作業をしました。
ココログも 2003 年末のサービス開始当初からすると、容量はやたらと増えましたし、最近はトップページから前記事へのリンクがついたり、カテゴリページには他のカテゴリへのショートカットがついたり、いろいろ親切になりましたね。
(この記事を書いた当時は、まだココログでした。)

Painter IX あたりから自動描画関係に再び陽が当たるようになり、IX.5 では再生されるストロークにランダム要素が入れられるようになって、出来あがりがかなり自然な感じになりました。で、適当にラクガキしたのを元にクローン状態で自動ペイントを 2 回にわけて違うブラシで実行してみたら、なんかちょっと好み。というわけで貼り付けてみます。(画像クリックでオリジナルサイズへ。)

Painter のパターンは単に繰り返すだけでなく、横方向あるいは縦方向にずらしながら繰り返す、というものもあります。通常の繰り返しだと四角形格子状の繰り返しになるところ、たとえば横方向に 50% ずつずれる繰り返しだと、六角形的な繰り返しになり、このほうが「いかにも繰り返し」という印象がないので、なかなか便利です。
このパターンは次の手順で作成しました。
- 40 x 40 ピクセルでモチーフをひとつだけ、黒で描く。
- この絵をパターンとして取り込む。このとき、「水平方向にずらす」を選択、オフセットを 50% にする。
- 新しい大きめのファイルを開き、保存したパターンで塗り潰す。
- 「自動選択」を「画像の明るさ」を元にして行い、新規レイヤーを作成、このレイヤー上で選択範囲を黒で塗り潰す。
- キャンバスは白で塗り潰しておく。
- レイヤーに戻り、「透明度ロック」にチェックを入れて、黒一色のパターンを自由な色で塗っていく。ただし、パターンの単位の周辺になる部分は同じ色にしておくこと。(「透明度ロック」がオンの状態だと、レイヤーのすでに描画されている部分以外には色がつかない。)
- 「クローン作成」し、縦・横とも 40 の倍数になる大きさで選択してコピー、「新規画像にペースト」して保存。
できあがった画像をさらにパターンに取り込んでも使えますし、JPEG 保存してウェブ用その他、汎用の継ぎ目のないパターンとして使えます。(画像クリックで、繰り返しパターン表示のページへ。)

最寄りの無印良品で見かけて買ったコップです。中空で断熱効果あり。たぶん真空ってわけでもないだろうし、どのくらいの効果があるのかな、と試験的に購入してみましたが、機能的にはかなりのものです。氷を入れた液体をそのあたりに置いておいても、この季節でも外側に露がつきません。したがって、コップの底周辺が水浸しにならず、作業中のちびちび水分補給にはたいへんおすすめです。
見た目も普通のコップと違って、ガラス底で光が屈折するのではなく、中の液体が頼りなげに浮いていて、面白いのではないでしょうか。ただ、唇への当たりがぼってりしてたりはします。
デジタルカメラ画像のホワイトバランス調整を Painter で行いました(白くしたい部分の色を拾っておいて、「色調補正」の「カーブ」で「ホワイトポイント」を設定)。あと、ちょっとだけ映り込みをクローンブラシを使って(他の場所の絵をコピーすることで)消してあります。

Painter 10.1 アップデータが公開されました。英語版・日本語版のどちらに対しても使えるパッチです。こちらの 公式ページ からどうぞ。
絵はいつものカスタム鉛筆とデジタル水彩などによる落書きです。

葛西臨海公園の観覧車からの眺め。日射しがきつい、暑い土曜の夕方。(クリックで拡大)