バラを描く
花びらの枚数の多いものは、かなり面倒ですね。描く作業の途中を少しキャプチャしておいたので、ついでに「Step by Step」に 【 写真からバラを描く 】 というページを追加しました。
花びらの枚数の多いものは、かなり面倒ですね。描く作業の途中を少しキャプチャしておいたので、ついでに「Step by Step」に 【 写真からバラを描く 】 というページを追加しました。
写実じゃないけどちょっとリアルを入れてみる。髪の毛もちょっとていねいに濃淡をつけた。かなり修行をせんといかんようです。
[ 絵とは関係なく ] 12 月 9 日に cocolog のファイルアップロードの仕様が変更になり、フォルダ指定ができなくなりました。ここのスタイルシートはカスタマイズして上書きアップロードしたものなので、何か設定を変更するとそのファイルが自動で上書きされ、それはもう手動での上書きができない状態になります。まったく設定変更不可になったわけ。そこで、自前のものに移動するか、ここをサブにする方向で検討中。無料サービスなのでしょうがないか。初心者にはより親切になったと思うので、それほど批判する気もありません。
いつものように鉛筆(カスタマイズした Painter の鉛筆)で線画から始めて、デジタル水彩で色をつけたら、線が強すぎた。ぜんぶキャンバスで描いてたので、線だけ色を変えるのができない。そこで思いついた方法。
(1) キャンバスを全選択して複製。(2) 上のレイヤーをかなり大きくぼかす。(3) 上のレイヤーの合成方法を「Colorize / モノクロ・カラー変換」にする。これで線の色だけは周囲と同系色に。さらにクローンしてレイヤーをまとめ(クローンするのは、失敗したときにやりなおしが簡単だから)、プラグイン系のぼかしいろいろで、線ぼかし。バリアントを持ち変えるのでなく、ブラシ手法を切り替えつつ。
リンクをたどっていったら、開発中のペイントツール(Windows 用)のページに行き当たりました。【 SYSTEMAX 】 の「ペイントツールSAI」です。筆圧対応だというので、テスト版をいただいてきまして、どんなもんかチェック。
これまで知らなかったツールですが、(開発中、それも「コアモジュール」の開発中という段階)、なんだか感触がよいのです。筆と水彩筆は「色を引きずる」ことができるブラシです。鉛筆は筆圧によるストロークの太さと濃淡の制御のみですが、ストロークに 補正 がきくので気持ちよくキレイに描けます。また、縮小表示では アンチエイリアス処理 がかかり、これもきれいです。
保存は BMP 書き出しのみ。キャンバスサイズは 1028 x 1028 固定。読み込む BMP ファイルのサイズは自由らしいです。色を自由に選べるウィンドウが出てこない気がする。こっちで気がつかないのか、テスト中だからかは不明。右クリックでスポイト。
線を引くことについては Photoshop よりずっとよいです。Painter や openCanvas とまとめてだいたい同じ、と言ってもよいかも。たぶん openCanvas より補正には重点が置かれてます。水彩は通常と「ウェットモード」があり、これもかなり面白い。シンプルな画面構成になっていて、筆圧コントロールを反転なんていうのはないので、色の混じり具合のコントロールがちょっとむずかしい気がするけど、「色を引きずる」ブラシは Painter 以外では貴重。oepnCanvas も周囲の色に反応はするが引きずらない。Photoshop CS は持ってないけど、Photoshop 7 から判断すれば、そういうことを想定したブラシエンジンではないですよね。また、動作は軽いと思います。
テスト段階なので無料で使えます。
[ 追記 ] カラーセットの下の領域が Painter のミキサーパッドにあたるので、ここで色を混ぜれば微妙な色調を作れるようです。
[ さらに追記 ] そういえば 【 Project Dogwaffle 】 のことを忘れていた、と思い出して、新バージョンから作成されたフリーで使える縮小版をインストールしてみました。Dogwaffle のブラシにも「Bleed」という項目がありますが、ペイントツールとしては SAI のほうが全面的に上だと思います。SAI はタブレットへの対応にもこだわりがあり、なぜか SAI だけで、Painter でも openCanvas でも 2 ドット右下にずれるポインタがまったくずれません。この「ちょっとずれるポインタ」は Painter のカーソル編集で対応もできますが、Windows ユーザーならちょっと SAI を試してみるのもよいのでは。