ペイントツールSAI
リンクをたどっていったら、開発中のペイントツール(Windows 用)のページに行き当たりました。【 SYSTEMAX 】 の「ペイントツールSAI」です。筆圧対応だというので、テスト版をいただいてきまして、どんなもんかチェック。
これまで知らなかったツールですが、(開発中、それも「コアモジュール」の開発中という段階)、なんだか感触がよいのです。筆と水彩筆は「色を引きずる」ことができるブラシです。鉛筆は筆圧によるストロークの太さと濃淡の制御のみですが、ストロークに 補正 がきくので気持ちよくキレイに描けます。また、縮小表示では アンチエイリアス処理 がかかり、これもきれいです。
保存は BMP 書き出しのみ。キャンバスサイズは 1028 x 1028 固定。読み込む BMP ファイルのサイズは自由らしいです。色を自由に選べるウィンドウが出てこない気がする。こっちで気がつかないのか、テスト中だからかは不明。右クリックでスポイト。
線を引くことについては Photoshop よりずっとよいです。Painter や openCanvas とまとめてだいたい同じ、と言ってもよいかも。たぶん openCanvas より補正には重点が置かれてます。水彩は通常と「ウェットモード」があり、これもかなり面白い。シンプルな画面構成になっていて、筆圧コントロールを反転なんていうのはないので、色の混じり具合のコントロールがちょっとむずかしい気がするけど、「色を引きずる」ブラシは Painter 以外では貴重。oepnCanvas も周囲の色に反応はするが引きずらない。Photoshop CS は持ってないけど、Photoshop 7 から判断すれば、そういうことを想定したブラシエンジンではないですよね。また、動作は軽いと思います。
テスト段階なので無料で使えます。
[ 追記 ] カラーセットの下の領域が Painter のミキサーパッドにあたるので、ここで色を混ぜれば微妙な色調を作れるようです。
[ さらに追記 ] そういえば 【 Project Dogwaffle 】 のことを忘れていた、と思い出して、新バージョンから作成されたフリーで使える縮小版をインストールしてみました。Dogwaffle のブラシにも「Bleed」という項目がありますが、ペイントツールとしては SAI のほうが全面的に上だと思います。SAI はタブレットへの対応にもこだわりがあり、なぜか SAI だけで、Painter でも openCanvas でも 2 ドット右下にずれるポインタがまったくずれません。この「ちょっとずれるポインタ」は Painter のカーソル編集で対応もできますが、Windows ユーザーならちょっと SAI を試してみるのもよいのでは。
画像作成用ソフトSAI
かぶら屋本舗のかぶら屋さんとこにブログで、リンクで発見したページにあったグラフィックソフトのコアモジュール版というのをこちらも触ってみる。
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ペイントツールSAI
というソフトのコアモジュールテスト第6版(b)を試してみました。(※情報元はpainter logさん)β版につき、フリーでDL可能です。んで、試し描き結果。機…
フリーですか?
作者のサイトで確認すればわかりますが、テスト段階のうちはフリーです。どっかの段階から有料になるはずです。有料も悪くないですよ。自分がよいと判断したものであれば、資金面でサポートするのは文化貢献だと思います。