「Vis à Vis」の作成過程です。この絵ではコピー用紙に描いた配置スケッチから出発。とってもいいかげんな下描きですが、わたしの場合、どうせ細かいところは途中で変わるんで、こんなんでじゅうぶんです。
軽い IrfanView からモノクロで取り込んで(スキャンして)適当な大きさにリサイズ。使用したスキャナは Hewlett-Packard PSC 2150。これは実際に作業した画像の中心部の 50% 縮小図。
線画の下描きに使うために、「線画をレイヤーに変換」して線を赤に変更。表示の不透明度も小さくする。
下描きレイヤーの上に新規レイヤーを作って細い鉛筆で線画を作成。その後、下描きは削除。
光の方向を決めて大まかに色を配置(別レイヤー)。
キャンバスに「照明効果」をかけて、背景に陰影をつけておく。
彩色レイヤーをキャンバスに固定して描込み。だいたい固まってきたところで線画レイヤーも固定して線も修正しながら細部描込み。というわけで、バックアップとして線画を残しておくが(ロックして非表示で)、実際に作業するのは最終的にキャンバス上のみ。
陰影のコントラストが足りなかったので、さらにそのへんを意識して描込み。