Painter Tips Small TipsSmall Tips

選択範囲の増殖

対応バージョン: すべて。

選択範囲が「パスベース」のとき、(長方形や楕円の選択ツール、投げなわツールによる選択、あるいはシェイプから変換したものの場合)、ツールボックスで「Selection Adjustment Tool / 選択範囲調整ツール」を選択、Alt(Macintosh の場合は Option)を押し下げつつ選択範囲を引きずる(クリック & ドラッグ)と、元のを残してコピーが移動できます。

これはレイヤー(シェイプ含む)とレイヤー調整ツールの関係と同じです。

Painter の基本動作のショートカットキーでは、Windows の Alt は Macintosh での Option に対応します。Macintosh では伝統的に Option キーを「元のファイルを残してコピー」の操作に使用するので、このあたりは Macintosh 版ユーザーのほうが特に考えることなく使えるかもしれません。

Painter では「選択範囲」は「マスクベース」と「パスベース」の 2 種類があります。パスベースの選択範囲には、これを囲む長方形の角に当たる部分と各辺の中央に「ハンドル」があり、「選択範囲調整ツール」でハンドルをドラッグすると、シェイプと同じように全体の形を自由に変形できます。増殖させておいて、角のハンドルの上で Ctrl(Macintosh では Command)を押し下げると回転モードになるので、(ハンドルの上に回転アイコンが表示される)、いろいろな角度に回転したり、大きさを変えたりして、バリエーションが簡単に作成できます。

シェイプの場合と違って、レイヤーのリストに何も増えないところが、目的によっては便利。

マウスホイールでズーミング

対応バージョン: Painter IX 以降(たぶん Windows 版のみ)。

Windows のホイールマウスの機能がデフォルト設定だと、Painter IX の場合、キャンバスにマウスポインタを置いた状態でホイールを上下に回転させることで、表示倍率の「拡大/縮小」ができます。ただし、きちんとした倍率には止まりません。Painter 8 までは無反応。

シェイプのサイズ情報

対応バージョン: Painter 8 以降。それ以前のバージョンの「コントロールパレット」にあたる。

シェイプのサイズは、「レイヤー調整ツール」(これはレイヤーだけでなく、シェイプについても、移動・サイズ変更・変形などができるツールです)を選択して、「Layers / レイヤー」パレットで目的のシェイプを選択すれば、「Info / 情報」パレットで確認できます。新しいシェイプの作成中も、「情報パレット」で常にサイズが表示されています。

シェイプのサイズは「ドローデータとしてのサイズ」にアウトラインの線の太さが加わったものになり、アウトラインが表示されていて太さがあると、塗潰し部分のみのサイズより少し大きくなります。

ダイアログを抜ける

対応バージョン: Windows 版?

Windows 版では ESC キーでダイアログの「キャンセル」ができます。「Welcome 画面」の終了も同じ動作で可能。

ブラシで「パスをなぞる」の切り替え (2009/07/22)

対応バージョン: Painter IX 以降

プロパティバーのアイコンから切り替えて使うが、頻繁にオン・オフしたいときは、Alt + Shift(Windows の場合)を押し下げれば、一時的に「パスをなぞる」モードになる。

バケツツールでドラッグ (2009/08/11)

対応バージョン: すべて。

バケツのアイコンの「塗潰しツール」は、Painter ではドラッグすることで四角形に範囲指定することができます。(単純なクリックで範囲指定なしで塗りつぶします。)

バケツツールがクリックした点の色に近いピクセルのみを塗り潰すのは Photoshop などと同じですが、色が似ているという条件に四角形の範囲指定が組み合わさることで、さまざまな塗潰し範囲を得ることができます。色範囲の判定は最初にクリックした点(ドラッグを始めた四角形の中心)の色に基づいておこなわれます。

選択色だけでなく、パターンやグラデーションでも塗潰すことができます。

現在のピクセルの色に関係なく塗りつぶすには、「塗潰し」コマンド(Painter 11 では「編集」メニュー、以前のものでは「効果」メニュー)を使います。こちらも塗つぶすソースに選択色、パターン(クローンソース)、グラデーション、テキスタイルが使えます。

Painter 12 でバケツツールの仕様が変わり、プロパティバーの切り替えボタン(「イメージの塗潰し」と「セルの塗潰し」の切り替え)で、「セルの塗潰し」はバケツが触れた位置の色に近い部分のみに色が広がりますが、「イメージの塗潰し」は無関係に全体、あるいはドラッグ範囲を塗り潰すようになりました。(2011/07/23)

「テクスチャを表現」でモノクロ変換 (2009/11/18)

対応バージョン: ほぼすべて。クイッククローンがない Painter 8 までは、クイッククローンの代わりにクローンしてから全体を消去する。

一律に彩度を落とすのではなく、色相による明るさの感じかたの違いを反映したモノクロ変換をする方法のなかで、シンプルな一種。

  1. モノクロ変換をかけたい画像を開く。
  2. クイッククローンを実行。トレーシングペーパーをオフにして画面を白紙に。
  3. 「効果」-「表面処理」-「テクスチャを表現」を選択、「参照元」に「オリジナル画像の明るさ」を選び、スライダを上から順に 150、100、100 にして実行。

以上です。単純なのでスクリプトに記録することもできます。

写真の「明るさ・コントラスト・色調」を自動補正 (2011/07/01)

対応バージョン: フルバージョンすべて。

気づきにくいところにありますが、「効果」-「色調処理」-「色補正」のなかにとても便利な自動処理機能があります。

  1. 補正したい画像を開く。
  2. メニューから「効果」-「色調処理」-「色補正」を選択。
  3. ダイアログなかほどに「明度/コントラスト」と表示されている ドロップダウンリスト の上から 2 つめの「曲線」を選択して、機能を切り替える。
  4. ダイアログ下に 自動設定 というボタンがあるので、これをクリック。

「色調」もふくめて自動補正してくれるので、「明るさ・コントラスト」のみを調節するよりバランスのよい結果が得られます。

効果のプレビューウィンドウで、効果適用後と適用前を比較する (2011/07/23)

Painter のさまざまな「効果」のダイアログには、基本的にプレビューウィンドウがあります。ここに表示されるのは全体のごく一部なので、このプレビューウィンドウのなかでキャンバスをつかんで引きずり、表示位置の変更ができますが、このときは「効果」のプレビューが切れて、適用前の表示になります。

キャンバスをつかむだけ(マウスの左ボタンを押し下げた状態)でこの状態になるので、ボタンを押し下げる・離すという操作で効果の適用前と後の比較ができます。

Painter 12 のカーソルを画像で確認 (2011/08/27)

Painter 12 ではインタフェースが大幅変更になり、ドットネット(Windows 版の場合)や SQLite の使用など汎用のツールを使う方向にさらに進んでいます。これに伴い、カーソルも PNG 画像として読める形のものがかなり多くなりました。

カーソルのあるフォルダは Painter 12 をインストールした「アプリケーションフォルダ」の中の Resources/12.0/Framework/Cursors/ です。