Painter Basics

Painter に関連する雑多なメモです。マイナーなことが多くなりそうなので RSS 配信はしません。ページの末尾 が新しい記事。

Tom Hedges 氏追悼ページ (2009/05/25)

Painter を最初に Mark Zimmer 氏と立ち上げた Tom Hedges 氏は、ガンとの闘病、緩解、再発の 20 年を経て、2007 年秋に亡くなっていたようです。こちらに Tom Hedges 追悼ページ がありました。

最初の(ページの末尾にある)コメントは Mark Zimmer 氏によるものです。中ほどに John Derry 氏のコメントもあります。

シェイプの「平均化」とは (2009/06/04)

シェイプメニューの「平均化」の主な使用目的は、パスを引いたときに始点と終点をつなぐ(終点を連結)するにあたって、この二つの点の位置を揃えるためのもの。「平均化」の後に「終点を連結」の順に使う。

機能の内容は、パス上で選択した複数のアンカーポイントの位置を、X 軸と Y 軸の両方、あるいはそのどちらかで中間点に揃える、というもの。

簡単なアニメーション (2009/06/05)

フレームスタックを新規作成後、レイヤーを 1 枚作成。その上に描画。次のフレームに移動する瞬間にレイヤー上にあったものが自動的にキャンバスに固定され、レイヤーの内容は次のフレームに引き継がれる。

フレームスタックの保存は自動。保存して閉じるとレイヤーは固定されて消滅するので、レイヤーのみを別ファイルに保存しておく必要がある。イメージ部品をイメージバインダに保存しておいて、それぞれフレームごとに少し移動してフレームを進めると、そのイメージ部品に動きをつけられる。

立体的なモザイク作成の手順 (2009/06/05)

  1. ソースになる画像を用意して、クイッククローンを実行。
  2. 「キャンバス」-「モザイク作成」を選択。モザイクダイアログでタイルの大きさその他を調整し、モザイクダイアログを開いたままクローンソースに合わせてストロークを描く。色はクローンカラー、トレーシングペーパー・オンにしておく。
  3. モザイクタイルの作成が終わったら、ドロップダウンリストから「タイルをマスクにレンダリング」を選択してから(選択するだけで実行ボタンなどはない)、モザイクダイアログを閉じる。
  4. 「表面テクスチャの適用」を選択、ソースを「モザイクマスク」にして実行。

「溶かし」手法の透明レイヤー上の挙動 (2009/06/20)

この手法のブラシは透明レイヤー上で新しく絵具を置くことができないが、すでに置かれている絵具を動かすことができる。不透明度は 0 に。この手法ではプラグインブラシ同様、「不透明度」設定は単に「2 つあるパラメータのひとつ」でしかない。ここで「不透明度」を上げると白が混じってくる。

これに似た挙動をするものに、プラグインブラシの「拡散」系統がある。

透明部分からこのブラシを引きずると、絵具の乗っているところに透明部分を食い込ませることができる。手法がアーティストオイルや混色キャメルのブラシはレイヤー上の絵具を伸ばして薄くすることはできるが、透明部分を引きずることがないので、「透明を引きずる」ことができるのはこの「溶かし」とプラグインの数種類のみらしい。

複合ブラシのエクスポート機能 (2009/06/29)

Painter X で追加された。この機能を使うことで、無視したい項目についてはエキスポートしたテキストファイルから削除して、その後インポートして保存しなおす、ということができるようになった。「ライブラリのアイテムがない」エラーがかなり回避できると思われる。

さらなる人員削減 (2010/01/12)

2010 年 1 月 7 日、Corel が全世界で 1,000 人、カナダのオタワに 300 人くらいのスタッフから 20% の人員削減を実施。今後も開発を続けるためには資金面でもっと柔軟性が必要とのこと。canada.comWall Street Journal

John Derry 氏が Adobe 陣営に? (2010/05/20)

Photoshop CS5 のペイント機能 ― Mixer Brush(色を拾うブラシ)と Bristle Tip(立体モデルに基づくブラシの挙動) ― について、John Derry 氏が CGTalk で Adobe 側の立場で語って いる。「Photoshop CS5 を使うと Painter を使った作品と同じようなものが可能」とのこと。

彼は自分のブログで Photoshop CS5 用のブラシセット の販売も始めている。Derry 氏による Photoshop CS5 ペイント機能の解説動画 もある。

この動画を見ると、MoXi大賀葉子さんによるレビュー)はほんとにこれに統合されたっぽいが、最初に挙げたスレッドに、新しい CS5 のブラシは重すぎ(Painter 11 のほうがずっと軽い)という意見もあり。

Photoshop CS5 の Mixer Brush の限界 (2010/05/20)

John Derry 氏による Photoshop CS5 のブラシの新機能の解説に反応して、Painter と SAI にも詳しいユーザーが 問題点の指摘 をしていた。

Mixer Brush はより Painter っぽく滑らかにブレンドするが、レイヤー上で不透明度を含めたブレンドをすることができない(色をのばした部分が半透明にならない)。また、Painter の透明レイヤーの「下の色を拾う」にそっくりな Sample All Layers というオプションを使うと、挙動に Painter のレイヤー上での描画と同じ欠点が出て、これまでの Photoshop の透明レイヤーの強みを損なってしまっている。

SAI や Painter の「溶かし」ブラシでは、透明レイヤー上で色だけでなく不透明度もブレンドすることができるのに、Photoshop CS5 ではできない、など。

Steve Szoczei 氏が Painter Team を去る (2011/10/17)

Painter Factory 内の Steve さんの 2011/10/14 日付のブログ記事 によると、Steve Szoczei さんはこのたび Corel を去ることになったようです。Corel には 1999 年から 12 年間の勤務で、最近の 6 年は Painter のユーザーインタフェースのデザイン担当でした。