Painter Basics

Painter IX まで

Painter の独自形式である RIFF ファイルについて、Macintosh では初期バージョンから PICT 形式のサムネイルが埋め込みになっていましたが、Windows 版では同じことができないため、ファイルを保存したフォルダに PREVIEW.PIX というサムネイルだけを入れるファイルを生成してその内部にサムネイルを保存し、Painter 内部(「開く」ダイアログ付属)のブラウザから見たときには連動して見えるようにしていました。

このサムネイルはエクスプローラやイメージビューワからは見えませんし、本体の RIFF ファイルを移動すると、元の位置の PREVIEW.PIX 内のサムネイルとの連携が取れなくなり、Painter 内蔵ブラウザから見てもプレビューがなくなってしまいます。いろいろと不便で、同じファイル名の JPEG ファイルを隣に作っておくなどしてしのいでいました。

Painter X と Painter 11

Painter X からは Windows 版でも小さいサムネイルが埋め込みになっています。このサムネイルは Windows 上ではたぶん、RIFF ファイルアイコンをサムネイル表示にするツール で見られるようになるのではないかと思います。

Painter 11 で内蔵サムネイルに本格対応しました。Windows のエクスプローラの「縮小版」表示でかなりよい画質で内容が見えます。(Painter 11 を導入すると、上記のツールなしでも自動的に Painter X 以降で保存した RIFF ファイルはサムネイル表示になります。) 画質も Painter X のサムネイルよりずっとよくなっています。

エクスプローラよりさらに恩恵が大きいのが Adobe Bridge です。下の表示で上から順に Painter X 作成の RIFF ファイル、JPEG ファイル、Painter 11 作成の RIFF ファイルです。(Adobe Bridge 以外にも、たとえば XnView でエクスプローラより大きいサムネイルが見られます。ただし、サムネイルサイズの指定に合わせて縦横比が変わってしまいますが。エクスプローラでもレジストリを編集することで、サムネイルのサイズを標準の一辺 96 ピクセルから 256 ピクセルまで大きく設定変更できるそうです。)

Adobe Bridge での表示

Painter 11 のサムネイルは Adobe Bridge のプレビュー画面での拡大にも耐えます(左が Painter X、右が Painter 11)。

Adobe Bridge プレビュー表示

Painter の最近のバージョンは Photoshop との連携がしやすくなる方向でいろいろ調整されていますが、これもその一環のようですね。

(2009/05/24 - 2009/06/21)