Painter Basics

Painter のミキサーのデータとは

ミキサーパレット は、Painter 8 で追加された「使う色を置いておいたり、色を混ぜて新しい色をつくる」ための油彩のパレットのような機能です。キャンバスの上でも色を置いたり混ぜたりしてスポイトで色(単色)を拾うことができますが、ミキサーには 多色スポイト という特殊なスポイトがあり、これは設定された範囲内の色を帯状に拾って、描点の種類が アーティストオイル混色キャメル であれば、この 複数色 をそのまま渡して描画できるます。

また、ミキサーは背景色として見えている部分は 透明 で、この部分で色を拾うと、ブラシに(部分的に)絵具が乗っていない状態を作ることもできます。

ミキサーのデータは、ミキサーパレットのメニューから書き出して保存したり、別のデータを読み込んだりできます(拡張子は .mxs)。ミキサー内のブラシは特殊な挙動で、正確に色を置くのには向いていません。通常の描画で使えるさまざまなツールも使えません。別途作成しておいたデータも読み込めれば便利ではないかと思いました。PHP の機能を使ったらわりとシンプルにできてしまいましたので公開します。

PNG をミキサーデータに変換する

まず、背景部分が透過している PNG ファイルを用意します。(透過してなくても使えますが、その場合、ミキサーの「背景色の変更」が無効になってしまいます。) たとえばこんな画像を用意。Painter 11 とか 12 ではミキサーのサイズは 1600 x 1600 ですが、ファイルが大きくなると処理が重くなるので、それより小さいほうがいいと思います。いっぽう、このデータは変換後にミキサーの左上にきますので、左上に余白がほしい場合は PNG ファイルで余白を取っておいてください。

ソースの PNG 画像

ブラウザからスクリプトにアクセスし、ローカル(手元)のパソコンからこの画像ファイルを選択した後、「変換」ボタンをクリックしてください。しばらく処理にかかりますので、そのまま待機。画面が切り替わって生成後のファイルへのリンクが表示されたら、このリンクからファイルをローカル保存します。

MXS データの読み込み

Painter を起動してミキサーのメニューから「読み込み」を選び、保存したファイルを開くと、もとの画像が変換されたものが下のように表示されます。(背景色はスクリプト内で指定していますが、いつでもミキサーのメニューから変更できます。)

ミキサーにデータを読み込んだところ

下のリンクからこの変換スクリプトが使えます。問題点をみつけたときは、伝言板連絡フォーム でご指摘ください。

スクリプトの内容(ソース)は こちら。設置できる環境があるかたはどうぞ。


Studio Chris の Chris さんによる、このスクリプトの Adobe AIR バージョンである MXSMaker が公開されています。

(2011/05/13 - 2011/10/02)