インストール関連
Windows 7 でのインストール
Painter Factory の Installing Painter 11 on Windows 7 という記事に、Windows 7 (この投稿者の場合は 64bit バージョン)でインストール CD の自動実行(オートラン)が働かずに、インストールが止まってしまう場合の対処法がありました。以下、その手順。
- デスクトップ上で右クリック、「個人設定」に入る。
- 現在のテーマが未保存なら、現在のテーマを保存しておく。
- テーマ選択画面で「基本・高コントラスト」カテゴリから「Windows 7 Basic」を選択して適用する(エアロがオフになる)。
- Painter をインストールする。その後、もとのテーマにもどす。
Mac OS X での起動エラー(Error 18 など)
Painter 11 SP1 で修正されました。Mac OS X で SP1 アップデータを当てる際に、インストール先のディスクが選択できない問題に遭遇した場合は、カスタマイズしたものを待避したのち、いったん Painter 11 をアンインストールし、再インストールしたまっさらな状態でアップデータを当ててください。
その他、一般の問題
Painter 11 の正式公開後に確認された問題については、すでにまとまったものが Charako さんの Painter 11 問題点と使用上の注意 という記事にありますので、まず、そちらを確認してください。以下、重なる部分もありますが、こちらで気がついた点について。(Windows 環境なので、Mac 特有の問題はあってもわかりません。)
- 英語版で確認された、特定のブラシで出やすい、描き出しがつまづいたり、無関係な場所に点が描画されたりする、ブラシ入力がらみのバグ(Charako さんの Painter 11(英語版)体験版 最後に にも記述があります)については、Mac では出ない(ロバート・マクドナルドさん談)ので原因特定がむずかしいけれど、修正の優先順位は最上位になっているそうです。(うちの Windows XP と 初代 intuos 環境ではこの問題は出ないのですが、マクドナルド氏はタブレットの機種には関係ない問題と言ってました。)
[ 2009/05/22 追記 ] この問題は 5 月 21 日配信の自動アップデータ(Hot Fix)でほとんど完全に修正されたようです。 - 新しい変形ツールは見た目は Photoshop の変形ツールに似ていますが、Photoshop と違ってシェイプ系のデータを扱えません。いったんビットマップに変換したものを変形し、その結果をビットマップで書き込むので、たいへん劣化します。従って、シェイプやテキストを扱うときには、変形ツールを避けるべきです。レイヤー調整ツールで選択し、角のハンドルをつかんで引きずるだけで変形できます。(Ctrl 押し下げで角をつかむと回転できます。同じく押し下げて辺をつかむと「ひしゃげ変形」が可能。自由にゆがめるのは不可。)
[ 2010/02/12 追記 ] ビットマップを変形したときに結果が汚くなる問題は 1 月 6 日配信の SP1 アップデータで修正されました。 - この新しい変形ツールを使うと、次に何かの作業をするためには必ず変形を確定しなければなりません。さらに変形をする可能性がある場合はリファレンスレイヤーを使って変形を未確定状態にしておき、最終段階で確定することをおすすめします。
- Painter X からある、レイヤー調整ツールを使ってシェイプの変形(リサイズなど)をしようとすると、つかんだハンドルが画面の反対方向に飛んで行ってしまい、シェイプが反転して編集できなくなる問題については、まだ残っていますが、うちの環境では「情報パレット」を閉じさえすれば回避できることがわかりました。(でも不便です。)
- 「ブラシ履歴」に履歴が多めにあると、起動にたいへん長い時間がかかります。終了前に「ブラシ履歴」パレットから履歴を「すべて消去」しておくことで回避できます。(「すべて消去」してもロックしてある履歴は消えません。)
- ブラシのサイズのみを変更した場合は履歴に追加されないのは仕様です(やたらに履歴がたまるのを防ぐため)。履歴に追加したい場合は「不透明度」や「粗さ」など、サイズ以外の数値を少しだけ変えてください。
- 日本語版ではテンプレートを入れるフォルダの名前が「テンプレート」でないと認識されません。アプリケーションフォルダのほうにテンプレートを入れておきたい場合は要注意。
- 以前のバージョンからですが、たまに作業領域の何かの要素が画面から行方不明になります。よく消えてしまうのがブラシセレクタ。使い始めて配置が決まったら、いったん「ウィンドウ」メニューの「パレット配置」で配置を保存しておきましょう。何かが行方不明になったとき、保存しておいた配置を呼び出せば復帰できます。カスタマイズした配置をまだ保存していなかったときは、「パレット配置」から「デフォルト」の配置を呼び出して、配置しなおします。
- 同じ流れで「ウィンドウ」メニューの「作業領域」から作業領域をエクスポートしておくと安心です。
- Painter 11 はマシンがインターネットに繋がっていると、起動時に(たぶん正規ユーザーによる起動であることの確認のために)Corel のサーバーに接続しようとします。Welcome 画面で「アップデートをチェック」を選択していなくても接続に行きます。これは Adobe のアプリケーションでもやっていることですが、Painter X 以降の場合、ファイアウォールでいったん遮断されて「接続してよいか」というダイアログが表示されたときに、「No」としても再度接続を求め、接続するまで起動しません。これはネット接続をパソコン全体で切れば回避できます。
- カラーホイールが刷新され、ここで選んだ色がスクリプトに記録されない。カラーパレット下部に移動したスライダを使うか、カラーセットから色を選べば記録される。(基本的にスクリプトは新しく追加された機能には対応してない、と考えておいたほうがよいです。)
- テキスト入力で、これは Painter IX からですが、IME オン状態では日本語フォントのみ、IME オフで欧文フォントのみしかフォントリストから選択できません。(それでも Painter 8 の英語入力ロケール必須、より改善されています。) Painter 6 Windows 版のような縦書きはできません。
- 「全てのパレットを隠す」の状態ではトレーシングペーパーの不透明度の変更が効かないので、変更するときはいったんパレットを表示します。
- 選択範囲やシェイプの調整で予期しない突起が発生する問題が以前からありますが、未解決です。パスの始点と終点をつなぐときなど、小さな逆行が生じないように注意すると多少改善します。
以上、また何か気がついたり思い出したら追加するかもしれません。
(2009/04/27 - 2010/02/15)