Painter Basics FAQPainter Basics : FAQ
カスタムパレット登録は Shift 押し下げで
Painter 12 では手がすべって新しいカスタムパレットが作成されてしまうのを回避するため、Shift キーを押し下げているときのみ、ブラシやアート素材、スクリプトなどをカスタムパレットに登録できるようになりました。Shift 押し下げでドラッグすることで、複数のカスタムパレット間でアイコン(登録アイテム)の移動もできます。
描いていたらどんどん重くなってしまった
プロパティバーに「密度」という項目のあるブラシを使用していませんか。消しゴムと持ち替えるたびに「密度」が小さくなってしまうのが原因です。Painter では密度の数値が小さいブラシは、シミュレートする筆の毛の数がたいへん多くなるので、動作が重くなります。勝手に「密度」が小さくなっていくのは、Painter 12.0 の確認済みの不具合です。
プロパティバーの「密度」の右側にある錠前アイコンをクリックして(青色から黒にする)、ブラシサイズと密度の連動をオフにすると、この問題が回避できます。また、プロパティバーの先頭の「ブラシのリセット」アイコンをクリックすることで、「密度」の数値を正常な値にもどすこともできます。(この問題はたぶん修正予定です。)
ユーザーインタフェースの変更が記憶されない?
ブラシライブラリでのアイテムの非表示や、カスタムパレットの内容、パネルの配置など、ユーザーインタフェースに対する変更は、Painter の終了時に保存されます。
途中で「作業領域」を切り替えると、カスタマイズが保存されないので、注意してください。カスタマイズ後はいったん終了しておくと確実です。パネルの配置については[ウィンドウ]>[パレット配置]>[パレット配置の保存...]で保存しておけます。(この保存ファイルは ユーザーフォルダ の[作業領域名]フォルダ内、Framework フォルダに保存されています。作業領域そのものを捨てたりリセットするとなくなります。
一時カラーパレットの扱い
一時カラーパレットは Painter 12 で新規搭載された、色を選ぶときだけ現在のマウスカーソルの位置に呼び出すカラーサークルです。カラーサークルの外をクリックするか、Esc キーで表示を消します。
デフォルトのキーボードショートカットは Alt + Ctrl + 1 ですが、キー設定から自由に変更できます。
カスタムパレットへのコマンドの登録でカスタムパレットに追加することもできます。
カラーホイールの周囲に薄くグレーの輪郭線があり、この上にマウスカーソルを合わせると位置調整カーソルに変化しますが、ここでドラッグするとカラーホイールの大きさを調節できます。大きめに調節したほうが RGB および HSV の 0 から 255 までの数値がきちんと取得できます。(小さいと、カラートライアングルの右端でも S が 253 とか中途半端になる問題があります。)
カラーセットへの色の追加と並び順変更
Painter 12 では複数のライブラリを同時に開いておくことができるので、カラーセットもデフォルトのものはそのままにして、新規カラーセットを作成、そこに色を登録していくことができます。
色スウォッチが追加されるのは、現在フォーカスがあるライブラリの末尾です。フォーカスは直前にクリックしたスウォッチにあります。黄緑色の枠(細くてよく見えないことも)が表示されているのがそうです。
以前のバージョンのように、すでに色がある枠を Ctrl + クリックすることで色を置き換えることはできません。順序を変更したい場合は四角い枠をドラッグして位置替えします。この変更は Painter 終了時にファイルに書き込まれて記憶されます。
旧形式のブラシファイルの読み込みは?
Painter 6 までの旧形式(BRS ファイルとして複数ブラシがまとまっているもの)を読み込む(XML ファイルに展開してライブラリに追加する)コマンドは、Painter 12 からなくなりました。
旧形式のブラシを使いたい場合は、Painter 11 までを使って変換して使用してください。旧バージョンに附属のブラシは、コーレルのサイトの Extras で配布されています。ただし、旧水彩については Painter 7 で変換したものらしいので、新水彩になってしまっています。(この件、いちおう連絡ずみが、気になるかたはコーレルにデジタル水彩に変換したものを要求してみてください。)
スクリプトの名前に半角コロン(:)は禁止
Painter 12 ではスクリプトのインポートとエクスポートが、以前のように「スクリプトを開く」というダイアログを介するのではなく、スクリプトパネルのメニューから直接できるようになりました。エクスポートのときに、スクリプト名を仮にファイル名に代入した状態で保存ダイアログが提示されますが、スクリプト名に半角コロンが含まれていると、これが Mac OS 9 までのパス表記のフォルダ区切り文字であるためか、無言でエラーになって保存ダイアログが表示されません。
64bit 版でサードパーティの Photoshop 互換プラグインが使えない
32bit 版のプラグインは使えません。現時点でサードパーティのプラグインへの対応は未定。
現時点でどんな不具合が未修正?
気がついたものをメモしておきます。個人的に把握しているもののみ。環境依存のものもあるかもしれません。公式にはこのあたりの情報はありません。
  • 上記 のキャメルヘアー系ブラシが、どんどん重くなる問題。
  • [カラー]パネルで色の情報を HSV で表示しているとき、ブラシを消しゴムに持ち替えるたびに色が少しずつズレていく問題。
  • [ブラシコントロール]関係のパネルで、表現設定で[反転]の状態が確認できない。最初に開いたときはどのブラシバリアントでもオフになっており、クリックするとオンであるように見えるが、他のバリアントに移動しても表示が変化しない。(ブラシ設定を確実に行うには、ブラシ設定の XML ファイルを直接編集するしかない。)
  • [効果]から項目を選んだとき、正しいダイアログの他にダミーが表示される。
  • [自動ペインティング]のランダム設定のオン・オフができない。
  • [木版画]効果のダイアログで、絞り込んだ色のスウォッチの色の入れ替えができない。
  • テキストツールで日本語使用時に、IME で変換を確定すると消える文字がある。ペーストすると改行位置にゴミが入る、などの不具合。(改行は Windows の CR+LF の LF のほうがゴミになります。)
  • 長方形選択ツールを選ぶと、プロパティバーでは多角形選択ツールがハイライトされていて、多角形選択ツールへの持ち替えができない問題。
  • [全選択]から[レイヤーに変換]など、新規レイヤー作成以外の方法でレイヤーが作成されたとき、その直後はそのレイヤーに対して作業をすることができない。(いったん他のレイヤーやキャンバスに移動してから戻れば、正常に作業できます。)

(2011/06/20 - 2011/11/14)