Painter Basics

ファイルを配置する

Painter の「ファイル」メニューに「配置...」という項目があります。これは Painter が読み込める画像ファイル(レイヤーのないもの)を新しいレイヤーとして読み込む機能です。

Painter の機能のなかでは古い部類で、Painter 11 現在、インタフェースが古いままです。

このコマンドを選択し、ダイアログから画像ファイルを選択すると、イメージの輪郭と同時に、次のような縮尺設定のダイアログが出ます。カーソルにイメージが貼りついてるので操作しにくいですが、数値入力ができます。ここで、最初から「縦横の比率を保持」にチェックが入っていますが、片方の数値を変更しても、もう一方が連動しなかったりします。そういうときは数値ダイアログに入力後、その入力窓をいったんクリックすると、変更が認識されると思います。(ちょっと前のバージョンから Windows ではこの「入力が認識されない」問題がありますが、日本語がらみの部分もあるようです。Mac での挙動についてはこちらの環境では確認できないのでわかりません。)

配置ダイアログ

きちんとした縮尺にする必要がなければ、適当でもかまいません。あとで拡大・縮小しても画質劣化するわけではないので。

レイヤーリストのアイコンで、この読み込まれた画像はリファレンスレイヤーというものになっています。レイヤーパレットのリストで確認すると、通常のレイヤーとは違った、「灰色の四角の周辺にハンドルがついている」アイコンで表示されています。レイヤー名は読み込んだファイルの名前になります。(読み込まれた画像は、もとのファイルとはリンクしていません。)

リファレンスレイヤーはそのままでは画像が荒れているように見えますが、「確定」するときに高画質で拡大・縮小および変形処理を行うので、確定後にきれいな表示になります。

リファレンスレイヤーを調整する

変形用ハンドル この時点でツールは自動的にレイヤー調整ツールに切り替わっていて、読み込んだ画像の周辺には小さい中空の四角形のハンドルが表示されています。このレイヤー調整ツールのカーソルでつかんでずらせば、画像の位置の移動ができます。

また、四つの角や四辺の上のハンドルをつかんで引っぱることで、拡大・縮小ができます。縦横比を保持しながら拡大・縮小するにはShiftキーを押し下げつつ引きずります。

回転ハンドル 角のハンドルの上にカーソルを置いてCtrl(Mac では Command)キーを押し下げると、カーソルが回転矢印に変化します。この状態でハンドルを引きずるとリファレンスレイヤーを回転できます。

傾斜ハンドル 四辺のハンドルの上にカーソルを置いてCtrl(Mac では Command)キーを押し下げると、カーソルが斜めの矢印に変化します。この状態でハンドルを引きずるとリファレンスレイヤーを傾斜(平行四辺形)変形することができます。

必要な変形操作が完了したら、レイヤーパレットのそのレイヤーの上で右クリックし、メニューから確定を選択します。(リファレンスレイヤーはファイルを保存してもそのまま保持されるため、確定せずに作業を続けることもできますが、最後に確定しないと画質がよくなりません。)

こういったレイヤー調整ツールでの操作は、シェイプに対してもまったく同じです。自由な形に歪めるのはこのツールではできないので、Painter 11 では変形ツールを、それ以前のバージョンでは「効果」メニューの「変形」-「歪める」を使います。

(2009/05/23)