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Archive for 2005

Macromedia のその昔

2005/04/19 Comments off

GraphicWorks Manual

その昔、Macintosh SE を買った。いちおう仕事で英文を書くために。いわゆる「新しモノ好き」なので、かなり値段が高かったけど購入(その後、SE/30 にアップグレードするのにさらに出費)。仕事の機械として当時比較対象になったのが Wang のマシン(英文ワープロ専用機)で、じつは値段では Macintosh のほうが安かった。Wang のショールームで、「Macintosh とどっちがいいかな」と質問したら、「Macintosh を買いなさい」と言ってくれた正直な店員さん、ありがとう。

ともかく、Macintosh は面白かった。本体と同時に購入したのは Microsoft Flight Simulator (無印?)と Microsoft Word 3。その後 MacUser を読んではソフトウェアをあれこれ輸入。収支は完全に赤字。でも、GUI パソコンにここから入れたことはよかったと思う。買ったなかに Mindscape GraphicWorks 1.1 がある。このプログラムを作成したのが MacroMind であり、後の Macromedia。(GraphicWorks はバージョンが上がったときに ComicWorks という名前になったようで、Macromedia のサポートが終わった過去のソフトウェアのリストにこの名前で入っている。現在日本で販売されている「COMIC WORKS」とは無関係。)

図はそんな GraphicWorks のマニュアルの一部。レイヤーが layer という名前ですでに実装されている。1987 年。Macintosh SE の本体は起動できるかどうかも怪しく、ソフトウェアもフロッピーベースなのでそのデータもそろそろ危ない。印刷物はとりあえずは安泰。

Adobe に吸収合併されて、そんな Macromedia の名前も消えていく。

MacroMind の創始者 Marc Canter の blog によると、プログラマとして経営陣にはいろいろ文句があるようだ。

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Google Maps

2005/04/10 Comments off

Corel Corp on Map

Google Maps というのがベータ段階で、北米大陸だけのようだけど、衛星画像と表裏一体で見られるのが面白い。

北米ということで Corel Corporation の社屋を確認してみました。

「A」というマークは Corel Corporation の住所の 1600 Carlington Avenue, Ottawa, Canada の位置。社屋はこのマークの左下の八角柱が 3 本合体している建物らしい。外観は 写真素材見本 で。

衛星写真画像ページ通常マップページ があり、どちらも倍率変更できます。

それにしてもカナダって土地が広いですね。

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Painter リキッドインクの立体感

2005/03/20 Comments off

リキッドインクで立体富士山

Painter のリキッドインクで「富士山立体図のようなもの」を描いてみた。リキッドインクの「厚み」は、ブラシ設定のボリュームと、リキッドインクレイヤーをダブルクリックして表示するダイアログでの「量」スライダ設定で決まり、さらにキャンバスメニューからの「キャンバス面の照明」の設定で光の当たりかたが変えられる(デフォルトだと左上からの光)。

リキッドインクのボリュームをならしたり、色だけを塗りなおしたり、いろいろやるには、デフォルトのバリアントのみでは不足。わりと基本的な「スムーズ丸ペン」、「スムーズナイフ」、「固まりかけインク」などを使い、それをベースに随時ブラシコントロールパレットからリキッドインクのインクタイプを変更しつつ作業する必要がある。

Painter IX 日本語版発売日

2005/03/04 6 comments

肩乗りネコ

やっと発売になりました。日本法人を設立したりでちょっと余分に時間がかかったようですが、まずはめでたい。

「キャンバスサイズの変更」のダイアログがバグってますが、Windows 版ではこれはアプリケーションフォルダの PainterDialogs.rsr をバイナリをそのまま開く機能のあるテキストエディタで開き(シフト JIS モード)、「上に追加」を検索して、「上」が 4 回あるところを順に、上、左、下、右、と変更すると修正できます。ファイルのバックアップコピーを作ってから作業して下さい。テキストエディタでうまくいかない場合はバイナリエディタを使います。

こんなことができるのも、ダイアログのリソースが他とは別になったからで、ちょっと便利かも。文字数を変更しなければ基本的に編集可、のはず。

Macintosh 版の場合は 実験室 どどど「キャンバスサイズの変更」のダイアログ修正方法 を参考にしてください。

Painter IX については、【 Painter IX 速報 】【 Painter IX 詳細情報 】 で解説しています。

この絵はスクラッチボードから筆圧変化をなくした細いペンと、ベタ塗りペンでの「ペイント」(ドローじゃない)です。下描きして全選択からレイヤー化、合成方法をフィルタに変更して不透明度下げて、その下のキャンバスで線画の清書。これもレイヤー化して、キャンバス上でベタ塗りペンで着色。一部バケツツール。

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BS マンガ夜話の夏目氏

2005/03/03 Comments off

BS マンガ夜話の夏目房之介

テレビを見ながらスケッチ。鉛筆の線の上に別レイヤー(白塗潰しフィルタレイヤー)でベタ塗りペンの灰色濃淡。この日は「鋼の錬金術師」の回でした。じつはいしかわじゅんとかのほうを描きたかったんだけど、夏目さんがいちばん画面に映ってる時間が長かったのです。

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コブシの花

2005/03/02 Comments off

コブシの花

Expression 3 が「ハードディスクの肥やし」状態なので、ちょっと掘り出してみる。何か素材がすでにあって、それをベースに描けばけっこう面白いかも。ドロー系はなんとなくラクガキするには向いていないので、せっかく「最後の特売」で買った Expression 3 をほとんど使ってなかった。(いつもラクガキしかしてない、ということがバレますが。)

こういう水墨画ふうなストロークは Painter ではむずかしい。パターンペン(透明)がいちばん近いが、パターンの「縦の長さ」が一定なので、Expression のように、1 ストローク単位で始点と終点が決まることによる自然さが出せない。Expression はどういうことをやっているか、というと、ベジエ曲線 1 本ごとに登録してあるビットマップをレンダリングして乗せて描画している。これだけなら最近の Illustrator でもできるが、Expression のみが持つ機能として、「入力時の筆圧に応じてストロークの太さが変化する」、すなわちストロークに表情・表現(expression)が出せる、ということがある。(これはマウスでもストロークごとに編集可能。)

ベジエ曲線のデータとの比較画像は 【 こちら 】

……それにしても、ワザがまったくない使いかたで。単に描いただけ。作画時間 10 分ほど。もっとちゃんとした使い方の例は 海津さんの解説 で。

何やら Expression はマイクロソフトに買い取られ、このバージョン(より少し新しいもの)が無料配布されているようなので、興味があるかたはウェブ検索などしてみてください。

とはいえ、何しろ Painter IX 日本語版 は 3 月 4 日発売、です。

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Painter で網掛け

2005/03/01 Comments off

Painter で網掛け処理をした例

じつはこういうこともできるんです。左側はいったん拡大して完全に二値化してから縮小。「効果」の「スクリーンを適用」(参照元はテクスチャを指定)を使用。二値化した原寸データは こちら (2000 x 2000 pixels; PNG 77KB)

「スクリーンを適用」で使用したテクスチャは、「テクスチャの作成」で種類を「新ハーフトーン」とし、設定数値は上のスライダが 11、下のスライダが 27(この設定ではテクスチャの最小単位が 25 x 25 ピクセルとなり、使いやすいサイズになります)の設定で作成、保存したもの。「スクリーンを適用」のダイアログの数値は上のスライダが 100、下が 200、です。

解説は スクリーン効果で網掛け にあります。また、マンガ原稿作成の視点から実際の手順(一例)を解説したページ(マンガ原稿のスクリーントーンと二値化)も追加。

ところで! コーレル株式会社 で Painter IX 日本語版の詳細情報が公開になりました。試用版および直接販売もあり。